# ELEP

ELEPとは僕が所属する大学の留学プログラムの略称です。大学が春休みの2月から3月にかけてアメリカの西海岸へ5週間の短期留学をして、英語やプレゼンスキル、シリコンバレーの企業を多数訪問して起業家精神を養うというプログラムです。

サンノゼ州立大学の一室を借りてプレゼンのやり方について学びました。僕自身は人前に立って何かを発表するのが苦手だったのでいい訓練になったと思います。 平日は毎日学校ですが、休日は自由なので一緒にプログラムに参加している仲間とサンフランシスコやロサンゼルス、ヨセミテ国立公園などに行って過ごしました。また、Googleやapple、intelなどの本社を見学することもできました。 食生活が合うかということを心配していましたがホームステイのホストファミリーがインドからの移民の家族でベジタリアンだったのでむしろ日本より健康な食生活を過ごしました。帰国したら少し痩せてました。

英語は1ヶ月やそこらでは大した向上はしませんでした.ですが,英語に対する壁や恐怖感がなくなったかなと感じています.今年は英語の勉強を頑張りたいです.

留学中は毎週1回フィールドトリップで様々な企業のオフィスを訪問しました.IBMやLinkedinなどのアメリカ企業から楽天やSmartNewsなどの日本企業のサンフランシスコオフィスを見学し,各企業で様々な方からお話を聞くことができ,今後の自分のキャリアを考える上で参考になりました.

# まとめ

新しい世界を知り、自分の将来に対して考えるきっかけとなったのがこの留学だったように思います。自発的にアクションを起こす重要さを感じました。 ぜひサンフランシスコにまた行きたいです。

# 研究室配属

大学4年になり、所属する研究室を決めなければなりませんでした。 以前は趣味の将棋と関連して機械学習や人工知能に興味があり本を読んでいたりしたのですが、セキュリティに興味もあり悩んでいました。 結局セキュリティ系の研究室を選んだのですが、きっかけはあまり覚えてないです。 アメリカでセキュリティエンジニアの方とお話しする機会があって魅力的だと感じたことは一つ要因としてあります。 結果として一年間様々な刺激と経験を得ることができていい選択をしたと思っています。

# インターン

アメリカから帰国して、自分の将来、キャリアにプラスになることに挑戦しようと思い、まずインターンとして受け入れていただける企業を探しました。 最初に応募した某企業に落ちたころに現在受け入れていただいている企業から面接のお話をいただいて受け入れていただけることになりました。 これまでの実績など皆無だったので非常にありがたいお話でした。 初出勤が6月末ごろだったので半年ほど経ちましたが、非常に貴重な経験をさせていただいています。 勤務内容としてはwebアプリケーションAPIの開発を研修として行い、その後はインフラ周りを担当しています。2020年は戦力として貢献できるようになりたいです。がんばります。

# セキュリティキャンプ

# 本番前

セキュリティキャンプは2019年で一番の事件でした。 まさか受かるとは思っていなかったので非常に驚きましたが、素晴らしい経験をさせていただきました。 応募のきっかけは教授の紹介です。 ある日昼ごろに研究室に行くと自席のディスプレイにチラシが貼ってありました。 どうせ受かるわけないと思っていましたが年齢的にラストチャンスだったこともあり応募することにしました。 応募課題を見ながら自分でも解けそうなコースの課題を探してなんとか解答欄を埋めて提出しました。 不合格だと思っていたので合格発表のメールもあまりみる気にならなかったのですが、なぜか僕の番号があったので嬉しかったのですが、なぜ?という気持ちが大きかったです。 受かったからにはしっかりしなければと思い、事前学習を完璧にしていこうと思って意気込んでいたのですが、後述する院試と時期が被っていたので時間の配分が難しく、なかなか思い通りにいかず悔いが残ります。

# 本番

僕はセキュリティ関わり始めて日も浅く、プログラミングスキルも高くないため最弱だという自信がありました。なので、僕にとってセキュリティキャンプは知識を深める場というよりは広くセキュリティ業界をみて、様々な分野の知識を得てこれから自分の進むべき方向を見定める場だという気持ちで臨みました。 なので、選択講義もできるだけ分野を絞らずに選択しました。講義はどれも興味深く、楽しかったです。 インターネットを作ったり、機械学習したり、XSSしたりしました。 得られたものとして非常に大きかったのは他の参加者の方や講師の方、チューターの方との交流です。いろいろなお話をできて楽しかったです。

# まとめ

非常に貴重な経験をさせていただきました。チューターなどとして(できれば)恩返しできるようにレベルアップしたいですね。 Twitterに流れてくる呟きに刺激を受けながら強い人に追いつけるように頑張っています。

# いんし

セキュリティキャンプの1週間後くらいにありました。無事合格し、2020年度の進路が決定したのでよかったです。勉強はめんどくさかったですけど、学び直しするいい機会だったかなとも思います。

# Go Conference

10月に東京で開催されたGo Conferenceに学生スカラーシップ枠として参加させていただきました。受け入れてくださったmercariさんに非常に感謝しています。 応募したのが期限ギリギリだったので幸運でした。 Go言語を触り始めたのはセキュリティキャンプ前後だったので初心者同然でしたが、言語のコンセプトなど気に入っていたので知見を深めたいと考え参加しました。セッションはgoのGCについてやゲームボーイのエミュレータ開発、gofuzzなど多岐に渡りました。どのセッションも興味深く、goに対するモチベーションが上がりました。

# LINE DEVELOPER DAY

11月に東京で開催されたLINE DEVELOPER DAYにこちらも学生枠として参加させていただきました。2日に渡るセッションやブース展示では、様々なLINEの取り組みやシステムの変遷などを知ることができました。徳丸本で有名な徳丸先生の講演も聞くことができました。一番衝撃を受けたのはLINEが運用しているプライベートクラウドについての講演で、SEv6を用いたネットワーク制御やフルスクラッチのロードバランサー開発についての講演でした。僕自身クラウドはよく触っていて、便利さを実感しているのですが、開発する側も非常に楽しそうだなと感じました。また、講演していただいた社員の方が20代前半のあまり年齢が変わらない方々ということにレベルの差を感じ悲しくなりました。強くなりたい。

# SECCON

12月に東京で開催されたSECCONに卒論の実験を兼ね、補助スタッフとして参加してきました。スタッフの名札を渡されたため、終始影を薄くして過ごしました。なんとか実験は無事終了したのでよかったです。 実験以外の時間はワークショップのお手伝いやCTFの決勝大会を脇から眺めたり、ブースを回ったりして過ごしました。 様々な方とお話しする機会を得ることができて非常に有意義でした。 また、CTFの決勝に参加している方やワークショップで講演している方々に強い憧れを感じました。強くなりたい。

# おわりに

2019年は非常に得られるものが多い刺激的な一年でした。新しい世界を知り、周りのレベルの高さや自分の能力のなさに軽く絶望しますが、負けずに少しずつ成長していきたいです。 2020年の目標はすでにいくつかあり、それらの達成に向けて頑張ります。2019年以上に成長できる一年にしたいものです。 余談ですが、最近ストレングスファインダーなる能力診断を受けて学習欲や向上志向はあるものの自己完結しがちだという診断結果を受けました。つまりアウトプットを疎かにしがちだ(その通り)と言われたので2020年は更新を頑張りたいですね。

今更ながら2019年を備忘録的にまとめました.2020年も頑張ります.